ネイティブに英語で断る「オススメ表現15選」

「すみません、できません」「行けない…、残念だなぁ」「今回はムリよ」これらの言葉を言っている自分を思い浮かべてください。

申し訳なさそうな顔で言っていますね、少なくとも幸せいっぱいではないでしょう。

時には両手を顔の前で合わせて“ごめんねポーズ“をとったりするかもしれません。

それは何かを申し入れた相手のがっかりする気持ちを無意識に察して最小限に抑えようとしているのです。

それでは文化も習慣も違う英語圏ではどんな態度をとり、どんな言葉で断ればいいのでしょうか?

英語での断り方を知らないで関係を気まずくしてしまったり返事を勘違いさせないように、いろいろな断り方に触れておくといざというときに慌てないですみます。

真意に反して断らなくてはいけない、または断る口実が必要な時のどちらにも役にたちますよ。

またイエスかノーかハッキリしないと奇妙に思われるだけでなく、誘ったことに問題があると思われてしまいます。

謙遜したつもりなのに、大きなチャンスを逃してしまったらもったいないですね。

後悔先に立たず、英語ならではのやわらかい言い方にも慣れておくことをおすすめします。

【英語で断る 飲食シーン】

海外旅行で初めに出会う英語が飛行機の中での飲み物サービスではないでしょうか?

ドキドキした経験のある人も多いと思います。

レストランで食事をする時も最初に飲み物を聞かれますね。

英語だというだけで焦って適当に注文していませんか?

食事が終わればデザートを勧められます。

もしかして「デザートだって本当は要らないのに、断りきれなくて注文しちゃった」なんて経験があるのは私の他にもいるのではないでしょうか?

誰でも落ち着いて断れるように、日本人にとって発音しやすく短めなフレーズを集めました。

飛行機

例1)
フライトアテンダント:Would you like something to drink?
フライトアテンダント: Can I get you something to drink?
何かお飲物はいかがでしょうか?

A:Not now, thank you.
いまは要りません、ありがとう

B:Maybe later, thanks.
たぶんあとで(お願いするよ)、ありがとう 

レストラン

外国のレストランでは注文しようと思っていたものが メニューにないこともあるでしょう。

または英語を読むのに時間がかかるかもしれません。

注文を取りに来てもらった時に「あ、まだ…」というのを簡単に言えたらいいですね。

例1)
ウエイトレス:Are you guys ready to order?
ご注文の準備はできましたか?

A:I can't decide yet, there are so many temptations for me.
まだ決められません、私にはたくさんの誘惑があります。

B:I am still thinking.
まだ考えているんだ

C:Give me 2 more mins.
あと2分で決めるわ

例2)
ウエイトレスCan I interest you in our dessert menu?
デザートメニューに興味がありますか?

A:No thanks
いいえ、結構です

B:I don’t think so
そうは思わないわ

C:Thanks, but I don’t have a room for it anymore.
ありがとう、でももう(お腹がいっぱいで)デザートが入る隙間がないんだ

*無料でも飲み放題でもいらない時は断りましょう。

最近はレストランの食べ放題でも欲張って取りすぎて食べきれない(飲みきれない) とペナルティを支払うシステムが増えています。

環境にはやさしく、お腹とはよく相談して注文する世の中です。

お酒

お酒が大好きでも飲みたくないときや、飲めない時もあります。

また、いままで飲んでいたけどもう終わらせようというときも一言必要です。

きっぱり断るのもいいですし、遠回しに断るやわらかい断り文句も悪くありません。

場が盛り上がっていても“これを言われては心中を察しないわけにはいかない”というフレーズいろいろです。

ネイティブも雰囲気や人によって上手に使い分けていますよ。

例)
1. I'm driving
今日は車で来ているんだよ

2. I don't drink
飲まない

3. No thanks, I've just finished one
いいえ、ありがとう。ちょうど終わりにしたところなんだ

4. I've had my limit for tonight
今夜はもう限界まで飲んじゃったよ

5. I want to keep a clear head
頭をスッキリさせておきたいんでね

*国や地域によりますが、お酒一杯くらいなら飲んでも運転してもOKなところはまだまだたくさんあります。

でもルールと自分の体調が比例するとは限りません。

運転して来たら責任を持って断るのは世界共通の常識でしょう。

*食べ物の好き嫌いの激しい人をpicky eaterとかpickyと呼びます。

あれもこれもと断り過ぎてこう呼ばれないように気をつけたいものです。

【英語で断る ディナー、パーティの招待】

英語圏で暮らす人は人懐こくてオープンマインドの人がたくさんいます。

特別なバースデーパーティや記念日などでなくても気軽に「今夜一緒にご飯食べない?」「うちで一緒にサッカーの試合みようよ」などと誘ってくれます。

でもOKできない日もありますね。

英語で何かを断るときには日本語のように「◯◯だから行けない」という構文も使いますし「行きたいけど◯◯があってムリ」のような文章構成もまたよく使われます。

例1)
I would like to join you for dinner, but I already have a commitment for tonight.
夕食に参加したいのですが、今夜はすでに予定があるのです。

*初めの文で言ったことは後の文の内容より強く印象に残ります。

この場合は夕食に参加したかったという残念な気持ちを強調できます。

面白いことにbutから後の文がないとI would like to join you for dinner「夕食にお伺いさせていただきます」とういう返事になります。

口頭で断る時にはbutを強めに言うと相手に勘違いさせません。

例2)
Thanks for the party invite.
Unfortunately, I have guests in town and won’t be able to make it.
パーティの招待をありがとう。
残念ながら私は町にお客様をお迎えしていて参加できないのです。

*make it は「やり遂げる」「できる」を表現するイディオムです。

否定のNOTを使えば「できない」という意味になります。

【英語で断る お礼の言葉を添えて 】

ネイティブは曖昧な返事に慣れていません。

残念ながら日本の文化の“遠慮する”という態度は理解できないようです。

断ること自体は悪くないのです、怖がらずに断って大丈夫です。

その時にお礼の言葉も英語で伝えることができれば、よりよい断り方ができます。

お礼は 誘いや申し出を受ける時にも伝えますので英語で言うことにぜひ慣れておいてください。

人付き合いの基本は日本と変わりませんね。

例1)
Thank you for the invitation for dinner, but I won’t be available until later.
Could we schedule dinner for another evening?
夕食への招待に感謝します、しかし今日は遅くまで忙しいのです。
別の日で夕食を予約できますか?

*日本でいう招待状は英語ではインビテーションカードといいます。

招待することをinvitation、動詞ではinvite です。

「招待された」は invitedとなります。

誰かを“呼ぶ“のですが招待にcall は使いません。

例2)
Thank you so much for the kind invitation to dinner this evening.
I would love to come but I am already committed for this evening.
Perhaps we could reschedule it for a different evening?
今晩の夕食への親切な招待に感謝します。
ぜひ参加したかったのですが、私はすでにこの夜に約束があるのです。
あるいは別の夜にスケジュールを変更することはできるでしょうか?

*これはフォーマルな言い方です。

大きな夕食会や正式に招待状を受け取った時、ビジネスのシーンでも使えます。

日常会話では使っていなくてもPerhaps(あるいは、たぶん) Commit(約束する) などの言葉を知っていればここで使えます、腕の見せ所です。

【英語で断る 頼まれごと】

週末や休日などすでに予定がある日や、ちょうど同じ日の同じ時間に約束がある時に何かを頼まれてしまったなんてときのアイデアの紹介です。

断りと一緒に日にちを変更できるか提案してみましょう、案外都合がつくものです。

それに頼まれたことに気分が乗らない時でも、他の日なら気持ちよくOKできるってこともあるじゃないですか!

例1)
I already have plans at that exact time.
Can we reschedule it for another date?
すでにちょうどその時間に計画を立ててしまいました。
別の日付に変更できますか?

*scheduleで予定、re(再び)をつけてrescheduleにすると予定変更、再計画の意味になります。

日本ではこれを略してリスケと呼んだりするそうですね。

例2)
I would love to catch up with you, but I am committed to something else at that time.
So, I can't attend. I hope it's fun!
私はぜひ参加したかったのですがその時に他の約束があるのです。
だから出席できません。 楽しいといいですね!

*catch up で「追いつく」の意味です。

ここでいうcatch up は間に合う、やりくりできるの意味で使っています。

ネイティブが話すようなリズムのある英語になりますね。

例3)
Unfortunately, I won't be able to attend your wedding in Hawaii.
I would love to take you out to dinner here to celebrate.
Do you have a time for it sometime this week?
残念ながら、ハワイでの結婚式に出席することはできません。
お祝いのためにこのあたりで夕食をごちそうしますよ。
今週は時間がありますか?

* 「残念ながら」「不運なことに」はUnfortunatelyで表現します。

ビジネスでも使えて、メールや文書でもよく出てくる英語です。

反対語のfortunately「幸運なことに」も合わせて覚えちゃいましょう。

【英語で断る お店で】

お店の人が自分のためにあれこれ時間を割いて商品を探してくれたり、大切な人へのプレゼント選びなどを親身になって手伝ってくれるってありがたいですね。

だからといって納得していないものを買うことはありません。

買わないと決めたらきっぱりと伝えてください。

日本語で断る時の常套文句の「考えさせてください。」はLet me think about it.です。

長いフレーズを覚えていなくてもこれなら簡単で乱暴にならずに断れます。

例1)
Can you hold this? I can come back later.
これを取り置いてもらえませんか?あとでまた来ますので。

*買うかどうか決められない時の秘策です。

その日1日くらいなら商品を確保しておいてくれるので、ゆっくり考えることができます。

その時にはkeepではなく holdを使います。

例2)
I tried these but they don’t suit me well.
I would like something different.
私はこれを履いてみたのですが、似合いませんでした。
何か違うものが欲しいです。
例3)
Thank you.
I tried these on and they don’t fit me very well.
ありがとうございました。
試着しましたが、あまりフィットしません 。
例4)
Do you have smaller(larger) size?
If not, maybe you can find something similar (or in a different color)?
もっと小さい(大きい)サイズはありますか?
もしなければ、似たような(または違う色の)ものをさがしてもらえますか?

*「試着する」はtry onで表現します。

また体に合わない場合はMatchではなくFitです。

コーディネイトが合わない時はMatchを使います。

試着後の会話でFitは体型や着心地 、Matchは調和やバランスに使えばうまく説明ができます。

【さいごに】

断る時に英語がスムーズに出てくればベターですが、慣れない英語ではなかなかそうもいきませんね。

でも感謝と断りの二つのポイントが言えれば上出来です。

同時にネイティブがやるように感情を顔やしぐさでも表現すればより確実に伝わるし、何より英会話らしくなります。

またネイティブだって断られることを前提に誘うことはありません。

場合によっては断りの言葉より、言い訳を強調することで気まずいムードになるのを回避できます。

それに誘いを断ったからといって終わりとは限りません。

彼らは一度誘いを断られたくらいでは簡単に諦めません!

良くも悪くも、すぐに次の誘いが来るでしょう。

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