「〜だから」や「〜なので」と言いたい時の基本の接続詞

「〜だから」や「〜なので」と言いたい時の基本の接続詞

 

英語で「〜だから」や「〜なので」と言いたい時、ネイティブは『because』意外にも他の言い方を使うことを知っていましたか?

ここでは場面や言いたい内容に合わした『〜だから』や『〜なので』の言い方を紹介していくので、英語上級者のように自然な言い方ができるように言い方を覚えましょう!

1、まずはこれが基本!『because』の使い方

「〜だから」と言いたい時に使う英語と言われて、まず一番に出てくる単語が『because』だと言う人も多いと思いますが、もちろんこの表現もネイティブは使いますし、英語の基礎の基礎として覚えておきたい接続詞です。

『because』を使う文で覚えておきたい言い方はたったの4つ!

簡単なので基本の言い方を覚えて自然に使えるようになりましょう。

①文と文の間に『because』を入れる

まずは基本!接続詞とは文と文をつなぐ言葉なので2つの文を組み合わせます。

例えば、「私はテニスが好きです。」と「テニスは楽しい」と文を『because』を使って組み合わせると・・・

I like tennis because it is fun. になります。

文と文の間に『because』を置く場合は、「〜だから」と理由に当たる文を『because』の後ろにつけます。

Mike moved out from his apartment because the rent went up.
「マイクはアパートの家賃が上がったので引っ越しました。」
I didn’t bring an umbrella because it was sunny this morning.
「今朝は晴れていたので、傘を持ってきませんでした。」

②文の最初に『because』が入るときの注意点!

同じような文でも『because』を文の最初に持ってくることもできます。

この場合は、『because』がついている文(最初にくる文)の最後にコンマ『,』をつけます。

Because the rent went up, Mike moved out from his apartment.
「マイクはアパートの家賃が上がったので引っ越しました。」

※『because』が前に来ても意味は変わりません。

Because it was sunny this morning, I didn’t bring an umbrella.
「今朝は晴れていたので、傘を持ってきませんでした。」

③『Why 』を使った質問文と『becouse』を使った答え方

「どうして?」と理由を聞きたい時に使われる疑問詞といえば『Why』ですが、この質問に答える時に『because』をよく使います。

Q) Why did Mike move out from his apartment?
「マイクはなんで引っ越したの?」

A) Because the rent went up.
「家賃が上がったからだよ。」

Q) Why didn’t you bring an umbrella?
「なんで傘を持ってこなかったの?」

A)Because it was sunny this morning.
「今朝は晴れていたからだよ。」

「That is because ~.」「It’s because ~.」を使って答えると少し丁寧な言い方になります。

※おまけ・・・「’cause」と「b/c」

メールやSNS投稿、友達への手紙などでは、『because』を省略して「’cause」や「b/c」と書くときもあります。

④なんかカッコイイ言い回し『Becouse of 』を使いこなそう!

理由を答えるときに『Becouse of + 名詞』を使う事もあります。

I’m here because of you.
「あなたがいるから私もここにいるのよ。」
We canceled the flight because of covid-19.
「コロナのせいで飛行機をキャンセルしました。」

2、レベルアップ!『and』と『so』を使って「〜だから」と言ってみよう!

『and』はよく英文に使われますが、「〜だから」や「〜なので」と言いたい時に使えることは知っていましたか?

『and』を使う場合は、理由になる文が最初にきて、コンマ『,』が入ります。

I left home 5 minutes late as usual, and I missed the bus.
「5分家を出るのが遅れたからバスに乗り遅れました。」
I ate too much, and took a nap.
「食べすぎたからお昼寝しました。」

同じニュアンスで『so』を使う事もできます。

この場合『and』を使った文より理由を強調する言い方になります。

I was very tired, so I couldn’t cook dinner.
「疲れていたので晩ご飯が作れませんでした。」
It was rainy, so we didn’t go out.
「雨が降っていたので出掛けませんでした。」

おまけ・・・

『so』を使ったフレーズで『So what?』と言うのがあります。

これは「だからどうしたの?」と聞く時に使われる熟語で、『Why』と同じような意味合いがありますが、話の続きが知りたいときや、話が途切れた時などによく使われます。

3、『That’s why〜』を使うタイミングとは?

「だから〜だったんだ!」となんとなく知っていた事や気づいていた事を確信した時に使うのがこの『That’s why〜』!

『That’s why〜』の後に理由を話す事もできますし、『That’s why』だけで使う事もできます。

いくつか『That’s why〜』を使う場面を紹介するので、使えるタイミングを覚えて会話の中でどんどん使っていきましょう!

①「そうだったのね。」と言いたい時の『That’s why〜』

A: Why did you move to Canada? 
「なんでカナダに引っ越してきたの?」
B:My husband is Canadian. 
「旦那がカナダ人なの。」
A: That’s why! 
「だからかぁ!」

②「だから〜したのよ」と言う時の『That’s why〜』

A:So did Mike cheat on you? 「マイクが浮気したの?」
B: Yes, that’s why we broke up! 「だから別れたのよ!」
A: Oh I’m sorry, honey. 「残念ね。」

③「だから言ったじゃない!」と言いたい時の『That’s why〜』

A:Joe doesn’t pick up my calls anymore. 「ジョーが電話に出ないの。」
B: That’s why I told you to not lend him money! 「お金貸したらダメってだから言ったじゃない!」
A: I know… 「そうよね。」

まとめ

今回は「〜だから」や「〜なので」と言いたい時の基本の接続詞を紹介しました。

『because』以外にも色々な言い方がありますが、『and』や『so』など簡単な単語を使って文を作るので英語初心者でも使いやすい言い回しですので、これから「〜だから」と言いたいときは今回紹介したフレーズを意識して使って使ってみましょう!

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