接客英語のレジ対応編 飲食店やホテル・小売店で使える 80フレーズ集
レジで「英語が出てこない!」こう思った瞬間から思考がフリーズしちゃいます。
普段なら理解できるフレーズもさっぱりわからなくなります。
でもそれって英語学習には関係なく誰にでも起こるのではないでしょうか。
日本ではレジの人に「元気ですか?」「いいお天気ね」などと気さくに声をかけられるのは一般的ではありません。
レジでの会話に免疫がないのです。
想定外の言葉が英語でいきなり飛び込んでくるのですから、フリーズも当然といえば当然です。
でも支払いのたびにこういったドキドキの場面になるのは嬉しくないですね。
解決策はここでお決まりのフレーズをゲットしてしまうことです。
そうすればレジでの会話のストレスが消えてくれます。
リラックスすると英語も上手く話せますね。
ということは、レジで「英会話が止まらなくて困る!」になる日も近いということです。
【大型店のレジ】
英語でレジのことをCashierキャッシャーといいます。
レジを担当する人もまたCashierです。
買い物が終わり、たくさんレジがあるカウンターの前で 並び自分の番がきた瞬間からレジ会話が始まります。
−キャッシャーのフレーズ
一番レジへお越しください
Next
次の方
I can help you
お手伝いします
Who’s next?
次はどなたですか?
Next, please!
次の方どうぞ!
I apologize for the wait.
お待たせいたしました。
I'm new at this job. Thank you for your patience.
私はこの仕事に就いたばかりです 。 お待ちいただいてありがとうございます
I can help you honestly / actually
(こちらでも)お手伝いできますよ
*または手を挙げたり振ったりして合図してくれるでしょう。
キャッシャー:Thank you for your patience. how are you today?
おまたせいたしました。今日は調子はどうですか?
客:I am good thank you.
元気ですよ、ありがとう。
キャッシャー:Did you find everything you were looking for today?
今日探していたものはすべて見つかりましたか?
客:Yes I did, thanks
はい、ありがとう
キャッシャー: Thank you. Have a good day
ありがとうございました。 良い一日を過ごしてください!
−使えるフレーズ 大型店
ストアクラブカードを持っています
I don't have member's card with me today.
今日は会員証を持っていません。
These items are on sale and/or not on sale?
これらのアイテムはセール品ですか / セール品ではありませんか?
Do you charge for plastic bags?
レジ袋は有料ですか?
Could I borrow the restroom key?
トイレの鍵をお借りしてもいいですか?
*トイレに鍵がかかっているお店は意外に多いです。
カスタマーカウンターかレジで借りることができます。
【小売店のレジ 】
小さなお店なら1人の人が商品の説明からレジまで全て担当してくれます。
またドラッグストアーなどでもエリアごとに担当者とレジがあるので同じように1人の人が担当してくれることがあります。
Hi、Helloなどの短い挨拶と一緒に気さくに声をかけてくれますよ。
−店員のフレーズ
お手伝いいたしましょうか?
How can I help you today?
今日はどんなお手伝いをしましょうか?
Are you being served?
お伺いしていますでしょうか?
Is there anything else I can help you with today?
今日のお手伝いは他にないでしょうか?
キャッシャー: Did you find everything you were looking for today?
今日探していたものはすべて見つかりましたか?
客: Actually, I want to change the brand of Nail Polish.
正直いうとマニキュアのブランドを変えたいと思っているのです。
キャッシャー:No problem. We have couple of another good brand, may I help you?
構いませんよ!他にもいくつか良いブランドがあります、お手伝いいたしましょうか?
客:Yes, please
はい、お願いします
キャッシャー: Can I help you with anything else? Will that be all?
他にお手伝いはございませんか? これで全部ですか?
客:Thanks, everything good now.
ありがとう、いまので全部揃いました
キャッシャー: Thank you very much, have a nice day.
良い一日をありがとうございました
−使えるフレーズ 小売店
アイテムを1つ戻すことはできますか?これについての気持ちが変わったのです 。
Could you wrap this gift?
プレゼントを包んでいただけますか?
Could I leave my bags here, and pick them up later, please?
荷物をここに置いて、後で取りに来てよろしいでしょうか?
I would like to try this dress on before I pay?
お支払いする前にこのドレスを試着したいのですが。
Do you have bigger size than this?
これより大きいサイズはありますか?
I would like to change this for a different size please.
これを別のサイズに変更していただけないでしょうか?
I need proof of your age, please
あなたの年齢証明が必要です
May I see a picture ID please, like a Drivers license?
運転免許証のような、写真付きのIDを見せてくださいますか?
*地域や州によって酒類、タバコなどの購入または飲酒、喫煙、カジノへの入店などで年齢確認、IDが必要な時があります。
【セルフチェックアウト】
Self-checkoutというのがレジのセルフサービスの英語の名前です。
最近はこのスタイルがかなり多くなりました。
でも機械のそばには必ずスタッフがいるので質問があれば気軽に聞けます。
セルフサービスで精算が全て完了するとThank you for using Self-checkout「セルフチェックアウトをご利用いただきありがとうございました」と機械がお礼を言ってくれます。
そこでYou are welcome, have a good dayと機械に向かって答えればネィティブぽいジョークになりますね!
−使えるフレーズ例 セルフチェックアウト
値段をチェックしてもらえますか?
It seems like the machine is broken
機会が壊れているようです。
Could you operate this instead of me?
私の代わりに操作してもらえないでしょうか?
Would you give me a plastic bag?
レジ袋を一枚もらえないでしょうか?
【支払い方法】
海外に行くとクレジットカード、デビットカードでの支払いがほとんどです。
レジで支払い方法を聞かれますので返事を用意しておくとスムーズに運びます。
またカード類はお店の人に渡さず、自分でスワイプ、タップするのが常識です。
PINコードの入力もお店の人は後ろを向いたりして、大げさなくらい目をそらします。
−精算時のフレーズ
お支払いはどのようにされますか?
Will that be cash or credit?
現金ですかクレジットですか?
Do you have a loyalty card?
ポイントカードはお持ちでしょうか?
Put your card into the machine, please.
カードを機械にお入れください
Enter your PIN, please.
PINコードの入力をお願いします
The total is $10
合計は10ドルです
I am sorry there is a problem with your card. Do you have another card?
残念ですがカードに問題があります。 別のカードをお持ちですか?
Do you have any coupons or discount cards?
クーポンや割引券などはお持ちですか?
Please swipe your card.
カードをスワイプしてください。
I am sorry we do not accept checks.
申し訳ありませんが、小切手を受け付けておりません。
Can you please sign here?
ここにサインしていただけますか?
We take / accept all major credit cards.
主要なクレジットカードはすべてお受けいたします。
Sorry, we don’t accept cheques.
申し訳ありませんが、小切手は受け付けておりません。
I am afraid we take cash only.
現金しか受け取れないのではないかと思います。
I will pay in cash.
現金で支払います
I will pay by card.
カードで支払います
Do you take credit cards?
クレジットカードは使えますか?
Can I pay by cheque, please?
小切手でお支払いできますか?
Could I have a receipt, please?
領収書をいただけますか?
Do you offer a cash discount?
現金割引はありますか?
【レスラン】
飲食店ではレジカウンターで支払うお店と、テーブルで支払うお店の両方があります。
食事、デザートが終わってしばらくすると伝票がテーブルに置かれます。
クレジットカードで支払う時、チップの表示が出るので金額を決めて入力します。
チップの金額は店員の態度や食事の内容で決めます。
−店員の挨拶フレーズ
待ってくれてありがとう。
Hello, my name is Julie, how are you today?
こんにちは、私の名前はジュリーです。今日の調子はどうですか?
Let me know if you need anything. My name is Julie.
何か必要な場合は教えてください。 私の名前はジュリーと申します。
Good-bye, we hope to see you again soon.
さようなら、またお会いしましょう。
−精算時のフレーズ
小切手を持ってきてもらえますか?
I would like to pay separately.
別々に支払いたいのですが。
Do you have toothpicks?
つまようじはありますか?
Do you have any candy for me?
キャンディーはありますか?
Thank you, it was so delicious
とても美味しかったです、ありがとうございました。
Can I have the receipt please?
レシートをもらえますか?
Could we pay, please?
お支払いをしたいのですが?
We would like the bill, please
伝票をお願いできますか?
【ホテル】
ホテルのレジと言えばFrontフロントです。
英語ではFront officeフロントオフィス、Front deskフロントデスク、Receptionレセプションなどです。
フロントは多種多様な問題、質問、案内などに常に応対しています。
予約、滞在のフレーズを中心にパプニングなどでも使えるフレーズがパッと出てくると安心ですね。
フロントでは担当者によってHello, welcome to AAA Hotel. と歓迎されたり、聞き慣れたHow can I help you today?だったりと挨拶もバラティ豊かです。
−フロントでの会話例
こんにちは奥様、どんなお手伝をいたしましょうか?
客A:I have a reservation for suite room for two nights.
スィートルームを2泊予約してあります。
フロントB:How would you like to pay, Sir?
お支払い方法はどうなさいますか?
客B:I would like to pay by card.
カードで支払いたいのですが。
フロントC:Wish you will stay enjoy staying with us.
こちらでの楽しいご滞在をお祈りします。
客C:Thank you, I will.
ありがとう、そうするよ
客C My wife doesn't feel well, would you call a doctor please?
妻の具合が良くないのです。医者に電話してもらえませんか。
フロントC :Sure Sir, we can call one quickly.
はい、すぐに電話します。
−使えるフレーズ フロント
午前6時にモーニングコールをお願いしますか?
I lost my room key, can you help me please?
部屋の鍵を紛失しましたが、助けてもらえますか?
Could you call a taxi for me?
タクシーを呼んでもらえますか?
May I have your business card?
あなたの名刺をいただけますか?
【トラブル発生】
トラブルなく済むことが一番です。
でもどこにいてもトラブルは忘れた頃にやってきます。
そんな時自分が納得するまでお店の人と話し合うのがネイティブ流です。
トラブル対応のフレーズを覚えておくことをおすすめします。
また一般的に返品に対しての理由は問われません。
I just changed my mind「気が変わっただけ」で十分な理由になります。
—使えるフレーズ クレーム
誰に苦情を言えばいいですか?
Could I have a refund please?
払い戻しをお願いできますか?
Can I speak to the manager please?
マネージャーと話しをさせてください。
I would like to return this please.
これを返品したいです。
I would like to make a complaint.
苦情を言いたいのですが 。
−理由を聞かれる
元の領収書はありますか?
Can I ask why you’ve changed your mind please?
どうして気が変わったのか聞いてもいいですか?
Can I ask why you’re returning it please?
どうか返品の理由をお聞かせください。
−返事のフレーズ
うまくありません(しっくりしません)
It doesn’t fit.
フィットしません。
It was a gift, but I don’t like it.
いただきものなのですが、気に入らないのです 。
It was a gift, but the person I bought it for doesn’t like it.
プレゼントに買ったのですが、もらった人に気に入ってもらえませんでした 。
【帰り際の一言】
英語圏ではお店や施設に入った時の歓迎の言葉と同じように、レジが終わった時、別れる時にも温かい言葉で送られます。
たった一言ですがこれがあるとないでは大違いです。
Thanks, you too 「ありがとう、あなたもね」Thank you for your help.「手伝ってくれてありがとう」などと答えます。
−使えるフレーズ 帰り際
素敵な一日を
Thanks for shopping at AAA store.
AAAで買い物をしてくれてありがとうございます。
Please come again.
どうぞまたお越しください。
See you again soon.
またお会いしましょう。
【まとめ】
移民の多い国では外国人にも気軽に、ネイティブに話すのと同じように話しかけてきます。
レジでの会話が多いのはお客さんにとって気持ちのいい空間を提供しようというビジネスの姿勢からきています。
それにお互いに注意が100%自分に向いているので話しやすいですよね。
もちろん形だけの 挨拶もありですが、たいていはみんなおしゃべりしたいようです。
ネイティブたちは時として本来の目的と同じくらい、ときにはそれ以上にレジの担当者やお店のスタッフとの会話を楽しみにして出かけます。
郷に入れば郷に従えです。
ここはひとまず英語学習の呪縛から離れて英会話を楽しみましょう。