英語で「久しぶり」は「Long time no see」だけじゃダメ!ネイティブらしい英会話表現は?
先日、中学のときの同窓会に参加してきました。
同級生たちはすっかり変わってしまっている人もいれば、当時そのままな人もいたり、とても懐かしく、感慨深いものでした。
もちろん挨拶は声を揃えて、「久しぶりー!」なのですが、さて、こんなときネイティブはなんというのでしょうか。
英語の教材では「お久しぶりです」は 「Long time no see」 とよく訳されているので多くの日本人はこのフレーズを久しぶりとして覚えていますが、実はこの表現をあまり使わないです。
今回はネイティブらしい「久しぶり」の英語表現をご紹介いたします!
■日本語のあいさつ「久しぶり」に一番近い表現
『It’s been a while.』
です!
『It's been +期間』で表せるので、他にもこの形では
It's been a long time.
It's been such a long time.
It’s been ages.
がよく使われます!
注意が必要ですが、この場合のIt's は It isではなく、 It's は It has の省略形になります。
It has been ~ の省略で It's been ~ ということですね!
<例文>
(久しぶりだね。最近どうしているの?)
ネイティブの日常会話でよく使われるので、こちらの「久しぶり」の挨拶のフレーズは絶対覚えておいてください!
目上の方でも、基本的にはどんな人に対してでも使えるのでとても便利ですよ。
■あいさつ「久しぶり」の他の表現方法①
(また会えてうれしいよ!)
(また会えてうれしいよ!)
(前回お会いしてからしばらくですね。)
(久しぶり!)
(また会えてうれしいよ!)
(本当に久しぶりだね。)
(またお会いできて嬉しいです)
(久しぶりすぎ!)
(久しぶりに会えてうれしいよ!)
(久しぶりに会えてうれしいよ!)
(会えてうれしいよ!)
(補足:Nice to meet you.は初めて会った時のあいさつ/Nice to see you.は久しぶりに会った時に使います!)
■あいさつ「久しぶり」の他の表現方法パターン②
I haven't seen you + <期間>
こちらの型もよく使う表現ですよ!
直訳すると「<期間> あなたと会っていない」という意味になります。
つまり、久しぶりに会うことができたというフレーズとして使うことができますので覚えておいてください。
(長い間、あなたにお会いしていませんでした。)
■「久しぶりに~した」の英語表現
この「久しぶりに…する」をどのように表現するべきか日本人にとって少し難しく感じる理由として、「久しぶりに」という副詞の英単語が存在しないからなのです。
そのため「久しぶりに…する」と言う表現はいくつかありますのでこちらもご紹介しますね。
具体的に何をしたのが久しぶりなのかを伝えたいそんな時は、
『It’s been ~ since ~.』
の型を使用します!
「It’s been a while since~.」
「It's been a long time since~.」
Sinceのあとに何をするのが久しぶりなのかを当てはめてみましょう!
<例文>
(サッカーをするのは久しぶりです。)
(久しぶりにスキーをしに行きました。)
(久しぶりにチーズケーキを食べました。)
■具体的に何年ぶり/何週間ぶりなのかを伝えたい
It’s been + <期間>since ~.
<例文>
(1週間ぶりにお話ししますね。)
(休みを取ってから、2年が経ってしまいました。 )
■その他の「久しぶりに~した」の英語表現
「for the first time in a while」
「for the first time in a long time」
「in a long time」
「for the first time in forever」
<例文>
(久しぶりにピアノを弾きました。)
(こんなに笑ったのは久しぶりだ。)
(すごく久しぶりに私たちは休暇に海外へ行きました。)
■「何年ぶりに~した」と言いたいときは
「for the first time in 〇〇 years」
と表現することもできますよ!
<例文>
(10年ぶりに日本に戻ってきました。)
他にも以下の表現があります。
「since the last time 」
<例文>
(あなたと会うのは7年ぶりですね。)
「after 〇〇 years’ absence 」
<例文>
(彼は2年ぶりに故郷へ帰りました。)
「after 〇〇 years’ separation」
<例文>
(私は10 年ぶりに妹に会いました。)
■「Long time, no see」はいつ使うの?
冒頭ではあまり使わないと紹介した、
「Long time, no see」
「Long time, no talk」
についてお話しします!
こちらは本当に長い間会っていないときに使う言葉なので、使う際はくれぐれ気をつけけてください!
つまり冒頭での同窓会のシチュエーションでは「Long time no see.」が使えそうですね!
<例文>
(久しぶりだね!最近どう?)
■返事の仕方
久しぶりの表現はわかりましたね!
それではその返答はどう表現するべきかも最後にご紹介します!
(久しぶりだよね)
I know, right?
(そうだよね!)
のようにネイティブは返答することが多いですね。
(どうしてた?)
What have you been up to?”
(最近はどうしているの?)
と言うように近況近聞いて話を膨らませても良いですね。
(あなたに会えない間さみしかった=会いたかったよ)
と表現するのも良いでしょう。
まとめ
久しぶりの挨拶では色々なパターンをご紹介しました!
「久しぶりに~した」と言う表現も『It’s been ~ since ~.』を覚えてしまえばこのかたに当てはめて色々と表現できることがわかりましたね。
これから迷わず久しぶり!と英語で言えるようにフレーズ丸ごと覚えてくださいね!