日本人が勘違いしている間違い英語フレーズ&単語集

勘違いフレーズ

さて、問題です。

古い家を建て直すことを日本語でなんと言いますか?

これはCMなどでもよく聞くので簡単!『リフォーム』ですよね。

では英語ではなんというでしょうか?

実はリフォーム(reform)は改善する、修正するという意味で、家の建て替えの場合には英語では使われず、正しくはリノベーション(Renovation)を使います。

このように聞き覚えのある英単語をが間違っていることも多く、それを和製英語を呼びます。

今回はそんなちょっと間違っている和製英語とフレーズ、そして正しい英語を紹介していきます!

1、これ英語じゃないの!?伝わらない日本語英語とは・・・?

伝わらない日本語英語

・サラリーマン
空港での入国審査で職業を聞かれたら、ついこう答えたくなる『サラリーマン』これは100%通じません。

正しくはBusiness man /Office Workerが正解!

しかしこれはかなり大雑把なので、営業が中心ならsales rep(representative)、技術者ならengineer などと自分の仕事を内容を職業として伝えるのが一般的です。

・アルバイト

学生なら使うことも多いであろうこの単語、アルバイト。

これも和製英語で伝わりません。

アルバイトは英語でpart-time jobとなります。

『今からバイト』と言いたい時でも、仕事をするのだから正社員、バイト、パート関係なく『I’m off to work.』とworkという単語を使うのが正解です。

・サービス

飲食業をしていたら外国人が来た時についサービスしてあげたくなりますが、『これ無料だよ、食べてね』と言いたい時に『サービス』を使うと相手は混乱してしまいます。

serviceは英語ですが、奉仕・助ける・人助けなどの意味があるので、この場合使うべき単語は無料を表すフリー(free)で、『It’s free』やご馳走させてという意味で『It’s on me』を使います。

・マンション

マンションに住んでいる人が『I live in a mansion.』と言うとすごいお金持ちに勘違いされてしまうので注意!マンションとは豪邸と意味する言葉なので、マンションに住んでいても住んでいるのはcondominium/condoになります。

ちなみにアパートはアパートメント(apartment)が正しい英語です。

・バイキング

食べ放題ができるレストランをバイキングなんて言いますが、これも和製英語。

ビュッフェ(Buffet)やAll you can eatが正しい言い方です。

・スーパー

スーパーマーケットを短縮した言葉で英語っぽいですが、スーパーはgrocery storeと言います。

・レンジ

電子レンジのレンジも英語ではないので通じません。

Microwave がレンジの英語です。

・トイレ

トイレに行きたい!トイレはどこ?

きっと海外旅行中に一番多く使う英語ですが、トイレは残念ながら英語では便器という意味になり、この場合使うべき単語ではありません。

しかも国によって言い方が違うので難しい単語ですが、トイレと言いたい場合は、アメリカではBathroom やRestroom 、カナダではWashroom、イギリスではlavatoryやloo、他にもPowderoomなどの言い回しがあります。

・ガソリンスタンド

ガソリンスタンドは英語でGas stationとなります。

ガソリンはガスで通じます!

・コインランドリー

旅行中に使うことがあるかもしれない、コインランドリーは全く違う単語になり、ランドラマット(Laundromat )と言います。

簡単にランドリー(Laundry )でも通じます。

・コンセント

ホテルの部屋でコンセントが’使えない!

そんな時はコンセントではなく、outletやsocketという単語を使います。

コンセントでは伝わりませんよ!

2、『Sorry』の使い方を間違えている日本人が多い!?

Sorryの使い方

謙虚な日本人は、何事に対しても『すみません』というクセがある。

それをそのまま海外でしてしまうと、伝わるけどびっくりされるでしょう。

あなたが海外旅行で使った『Sorry』の80%は使い方を間違えているかもしれません!

レストランやホテルで店員さんを呼びたい時に使う『すみません』は・・・・

Excuse meが正解!

人混みを抜ける時、『すみません、どいてください』の時は・・・

これもExcuse meが正解!

そして人混みで誰かにぶつかってしまった時は・・・

これもExcuse meが正解!

英語が聞き取れなかった時は・・・?

パードン(Pardon?)よりsorryが正解!

ホテルや空港で誰かに助けてもらった時の『すみません』は・・・?

感謝の気持ちを述べるからthank youが正解!

日本では『すみません』という言葉には、いろいろな意味が込められていて、いろんな場面で使うことができますが、この『すみません』と『sorry』の使い方は全く違います。

同じ感覚で使ってしまうと、びっくりされます。

sorryは自分に非があり、謝罪をしたい時だけ使うようにしましょう。

日本人はMe tooの使い方、答え方が間違っている!?

Me too

『私も同じ!』と同調を表す言葉、『Me too』、実は間違った使い方をしている日本人が多い。

例えば初めましての場面で『Nice to meet you!』と言われた時、私も会えて嬉しかったと言いたくて『Me too』を使うと『私も私に会えてよかった』とおかしな返事になってしまいます。

ここで使うべきは『You too』。

あまり聴きなれませんが、こっちの方が自然です。

もちろん『Nice to meet you too!』でもOKです。

これと同じで『I love you』への返事も『Me too』を使うと『私も私を愛してる』になるので、必ず『I love you too』と答えましょうね!

そして『Me too』にも肯定文、否定文があるのを知っていますか?

例えば、I like bananas.に対して私も好きと答えたい場合は『Me too』ですが、 I don’t like bananas という否定文の場合は『Me either.』を使います。

Can you 〜の使い方が間違っている!?

Can you 〜の使い方

外国人を見かけるとついつい聞きたくなるこんな質問・・・

『お寿司食べれる?』これ英語でなんと言いますか?

『Can you eat Sushi?』と聞きたくなりますが、ストップ!この使い方が間違っているんです。

そもそも『Can you』は『〜をする能力がある・できますか』という意味なので、お寿司を食べれるかではなく、お寿司を食べる能力があるのかどうかを聞く質問になってしまいます。

そうなると、質問の内容は生身の魚が食べれるのか、箸を使って寿司が食べれるのか、そんな質問になってしまいます。

またこの質問に『YES』で答えると、なぜかお寿司が好きなのではないかと勘違いしてしまいますが、そうでもありません。

『Can you』の質問の答えはできるか否かであって、好きかどうか、食べたいかどうかではないということを覚えておきましょう。

この場で正しい英語は『Do you eat Sushi?』で、好きかどうか聞きたい時は、『Do you like sushi?』と聞きたい内容を聞きましょう。

私の知人の外国人で居酒屋で会った日本人に『Can you drink Sake?/Shotyu?Jin?』と酒が飲めるか聞かれたので、『その種類のお酒は飲めます』の意味で『YES』と答えたら、どんどん注文されて困ったと言っていました。

使い方を間違ってしまうと相手を困らせる事にもなりますので、気をつけましょう!

まとめ

こうやってまとめてみると本当に和製英語の多さに驚かされます。

英語社会になったと言っていても、街にはまだまだ間違った英語が沢山ありますよね。

カタカナ英語は間違っている場合も多いので、使ってみる前に本当に自分が言いたい単語なのか確認してから使う癖をつけましょう!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事