初心者でもすぐに使いこなせるようになる! 5W1Hの正しい使い方と答え方

初心者でもすぐに使いこなせるようになる! 5W1Hの正しい使い方と答え方

英語を使いこなすには必ず覚えないといけない『5W1H』。

今さら恥ずかしくて誰かに使い方や答え方を聞くことができないと言っているそこのあなた!

ここでは英語初心者でも明日からすぐに使えるようになる『5W1H』の基本とその答え方、リスニングのコツについて説明していきます。

1、5W1Hとは・・・?まずは基本を学ぼう!

『5W1H』とは、5つのWで始まる疑問詞と1つのHで始まる疑問詞のことで、これらの疑問詞を使った疑問文のことを指します。

・5つのWとは・・・?

What・・・何
When・・・いつ
Where・・・どこ
Who・・・だれ
Which・・・どちら、どっち

・1つのHとは・・・?

How・・・どうやって、どう

これ以外にも疑問詞はありますが、この6つの疑問詞が基礎英語の中で重要なのでこれらを合わせて『5W1H』と呼びます。

この6つの疑問詞は難しいと思われがちですが、基本となる方は1つなので、そこだけ覚えてしまえば使いこなすのは簡単です!

2、疑問詞とは・・・?疑問文との関係

疑問詞とは漢字の通りの意味で、疑問文に使われる単語で疑問詞を使う疑問文にはイエス、ノーで答えず使われた疑問詞に合わせて答える必要があります。

そのため最初の疑問詞をきちんと聞き取るための高いリスニング能力も必要となり、英検やトイックのリスニングではこの疑問詞の聞き取りがリスニングの鍵となるでしょう。

特に『When』(ウェン)と『Where』(ウェア)は発音が似ているので、聴き間違えることが多い疑問詞です。

・疑問詞の絶対的な5つのルールとは・・・?

ルール1:疑問詞は文の最初に来る!

疑問詞を使った文を作るときは、疑問詞が必ず文の最初に来ます。

What do you want to do?
(何がしたい?)

When is a good time for you?
(いつが都合いい?)

Where did you go last weekend?
(週末どこに行ってた?)

ルール2:疑問詞の後には必ず疑問文が来る!

Who is that?
(あれは誰ですか?)

Which part of Canada are you from?
(カナダのどこ出身?)

疑問詞の後には疑問文のが来ていますよね。

疑問詞の文で順番が分からなくなったらまずはこれを思い出しましょう。

ルール3:疑問詞の文の最後はクエッションマーク(?)が付く!

When are you leaving?
(いつ出発する?)

How do you say “こんにちは” in English?
(こんにちはは英語で何と言いますか?)

疑問詞の文は疑問文なので、分の最後は必ずクエッションマーク(?)がつきます。

ルール4:疑問詞の質問には、後ろに来る疑問文に合わせて答える!

Who is your favorite actor?
(好きな俳優は誰ですか?)
Leo is my favorite.
(レオです。)

疑問詞(Who)の後にBe動詞の疑問文が来ているので、答える時はBe動詞の文で答えます。

Which school do you go to?
(どこの学校に通ってるの?)
I go to LA high.
(LA高校だよ。)

この文では、動詞の文の疑問文なので動詞を使って答えます。

Where did you go shopping?
(どこに買い物に行ったの?)
I went to the mall.
(モールに行ったよ。)

この文では動詞の過去形の文なので、答えるときも過去形で答えます。

ルール5:疑問詞の文では、語尾は上がらない!

英語の疑問文が語尾のアクセントが上がりますが、疑問詞を使った文の場合アクセントは上がりません。

3、疑問詞を使った様々な文法

疑問詞のルールを説明しましたが、このルールが適用しない文法もあります。

それが「間接疑問文」と「関係代名詞」です。

これらの文法では先ほど紹介したルールとは違うルールが適応されるので、気をつけましょう!

間接疑問文とは・・・?

間接疑問文とは疑問文が文の目的語になる文を指し、疑問詞を使って2つの文を引っ付けて文を作成します。

間接疑問文と呼ばれていますが、質問する時意外にも使われます。

では次の文を見本にして肯定文、疑問文、間接疑問文の否定文を作ってみましょう。

例文
Mike lives in Osaka.

(マイクは大阪に住んでいます。)

肯定文

I know where Mike lives.

(マイクがどこに住んでいるのか知っています。)

否定文

I don’t know where Mike lives.

(マイクがどこに住んでいるのか知りません。)

疑問文

Do you know where Mike lives?

(マイクがどこに住んでいるか知っていますか?)

関係代名詞とは・・・?

関係代名詞は2つの文を1つにする時に使われる文法です。

I know a girl. / She is from France.
 → I know a girl who is from France.

That dog is Frank./ It is walking with Yuko.
 → The dog that Yuko is walking is named “Frank.”

こんな風に疑問詞を使って文を引っ付けることができます。

関係代名詞や間接疑問文など、疑問詞を使った文法では疑問詞が入る場所が文の真ん中になったり、最初になったりしますが、基本的な疑問詞を使った疑問文では2番目で説明したルールが適用されるので、まずはそこをマスターしてからこれら2つの文法も勉強していきましょう!

4、こんな使い方もある!?疑問詞を使ったフレーズ

さて、いろいろなルールが当てはまらないのが熟語やフレーズです。

熟語には疑問詞を使ったものも多く、この場合は文法や単語の意味を深く考えずに、丸ごとフレーズを覚えるようにしましょう。

How about you? (あなたはどう思う?)

What’s the matter? (どうかしたの?)

What’s wrong with you? (どうしちゃったの?)

What on Earth? (どうなってるの!?)

How come…? (どうして?)

Why not? (なんでダメなの?)

Who knows? (誰もわからないよね)

Where is the fire? (みんな落ち着いて)

What’s up? (元気?)

How do you do. (はじめまして)

How’s it going? (元気?)

まとめ

今回は初心者でもすぐに使えるようになる5WH1Hの正しい使い方と答え方について説明しました!

英語の勉強を始めるときは、まずは基本をしっかりマスターしてから次のステップに移ることがとても大切です。

疑問詞を使った間接疑問文などを覚える為にも、この疑問詞を使った疑問文をしっかり理解することがこれから難しくなる文法にも対応できるようになるコツです!

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