「了解しました」の英語|会話やメールでも使える厳選77個
ちょっと想像してみてください。
「会話の中で返事をしないゲーム」です。
どれくらい長く会話が続くでしょうか?いやいや、当然のことながらまったく会話になりませんね。
返事は会話の基本です「YES 」と「NO」が返事の基本なら応用の表現をゲットしましょう。
日本語でも「わかりました」「了解っす」「はーい」「まぁ、いいよ」「しょうがないな」など様々な言い方があるのとよく似ていますね。
ネイティブたちはこれを無意識に自在にやっているのですから、こちらも表現をたくさん知っていないとネタ切れになってしまいます!
英語学習の楽しさのひとつはこのように、言葉の表現がどんどん広がるところです。
それに毎回返事が「YES 」か「NO」では言っている自分も面白みがありません。
ネィティブのような多彩な受け答えをして、会話を生き生きさせましょう。
【カジュアルに了解】
英会話の中でYes 「了解しました」の代わりにどんな表現ができるでしょう。
挨拶程度の軽い意味のもの、大賛成の気持ちがこもっているものなど自分の気持ちにぴったりな言葉を探してみましょう。
いろいろな言葉を使って会話しているうちに、自然と状況に合わせた表現が選べるようになります。
友達や家族に気軽に言える「了解」です。
日常会話の中で1日に何度も出てきそうですね。
微妙な言い回しの違いがわかりますか?
A :Can you find the mobile phone?
携帯探してくれない?
B :yea はーい
C :yep うん
D :okay オッケー
E :all right わかった
F :Sure もちろん
A :Are you going to help me?
あなたがお手伝いしてくれるの?
B :Exactly!
お手伝い、了解!(その通り)
A :Can you bake cookies now, or too busy?
いまクッキーを焼いてくれる?それとも忙しい かしら?
B :I am fine.
クッキー作り、了解!( 焼けるよ)
【快く了解】
相手に対する自分の返事が大賛成だったり「いいね!」「ぜひ協力したい」または「おっしゃる通り!」という気持ちの表現を覚えておくと役に立ちます。
ひと言だけで自分の気持ちと返事を伝えることができるので返事が長くなりません。
会話の流れを邪魔することもないのです。
日本の「はい、喜んで!」に近いですよ。
A :Would you help my English study ?
英語学習のお手伝いをしてくれないでしょうか?
with pleasure 喜んで
willingly 喜んで
gladly 喜んで
A :Could you drop me off by the library?
図書館で私を降ろしてもらえますか?
of course もちろん
certainly もちろん
definitely 絶対に
absolutely 絶対に
【逆説的な了解 】
英語表現でun 、im 、de をつけると反対の意味になる言葉があります。
Impossible(不可能)⇄ Possible(可能)
Unfortunately(残念ながら)⇄ Fortunately(幸運なことに)
Defrost (解凍)⇄ Frost(霜)
英語ではこのように元の言葉とは逆の意味をわざわざ使うことがよくあります。
ネガテイブな表現にun 、im 、deをつけることによって肯定を強調するのです。
もちろん「了解しました」という時にも使えます。
とても英語らしい表現なので、使えばネイティブっぽくなれます。
A :Can you find the information for me?
あの情報見つけてくれる?
B :Unquestionably
了解( 紛れもなく、申し分なく )
A :Can you cover her job today?
今日彼女の仕事をカバーしてくれるかな?
B :Undoubtedly
了解(確かに、明らかに、疑いなく)
【ゼッタイ了解 】
YES もNOも言わずに確実に相手にOKを伝える表現があります。
相手が話していることに対して自分の強い意思を伝える返事として使います。
正式な言い方では後に文をつけますが、省略して使うこともできます。
「ゼッタイ了解します」という時の根性の入った言い方にどうぞ。
A :Can you wait for me? I will be very late around 2 a.m.
私を待っていてくれる?午前2時ころになっちゃうけど。
B :Even so(, I will be waiting for you).
たとえそうであっても(待っているよ)
Even though たとえそうであっても
by all means どうしても、なんでもかんでも
Without fail 必ず
Why not ダメなわけない
【イディオムで了解】
返事にもイディオムは使えます。
もともとイディオムは日常会話から来ているものなので意外とぴったりくるものがありますよ。
ネイティブのお気に入りの表現のひとつです。
Gotの発音は「がっと」「ゴット」のちょうど間あたりです。
了解のほかにも、わかったよ、できた、なるほど の意味でも使います。
この場合「あなたの言ったことを受け入れましたよ」「承諾しました」の意味で使います。
got it が自分の理解を説明する表現に対しgot youは相手を中心に捉えた表現です。
Gotchaはgot youが短くなったものです。
Yaは youのスラングです。
beyond a doubt 疑う余地なく、間違いなく
figure out 理解する
find out 見つけ出す
be conscious of 承知する
catch on 理解する、飲み込む
identify with 共鳴する、行動を共にする
make out 理解する
make sense 道理にかなう、有意義である
take in 理解する
【軍用語で了解 】
日本にはありませんが、軍隊を持った国は世界にいくらでもあります。
外国の軍隊の言葉を映画やテレビを通して知っている人も多いのではないでしょうか?
厳格でかっこいい軍用語の「了解しました」の解説です。
− Negative Positive
軍の中では通信事情がいつも良いわけではありません。
それを考慮してYES、 NOの代わりにもっと聞き間違いの少ないNegative とPositive が使用されています。
そういうわけでPositiveはもちろん「了解しました」そのものに使えます。
でも軍用語だけに乱用はしないほうがよさそうです。
− Roger
日本でもおなじみのラジャーです。
実はこの言葉は軍用、民間の航空無線通信で「メッセージを取得しました」の意味で使用される言葉です。
発音はロジャーよりラジャーのほうが近いので、口の中で下を浮かしたままラジャーというとかっこよく決まります。
− Aye aye, Sir
「アイアイサー!」と直立不動で敬礼して返事をしてみたことはあるけど、意味はよくわからないという人がほとんどではないでしょうか?
Ayeには賛成という意味があり、それが2回出てくることにも意味があります。
最初のAye は「聞いています、聞きました」です。
2番目のAyeは「実行します、従います」です。
ただの韻を踏んだ軽快な返事というわけではないのですね。
【メールで了解 】
同じ日常会話でもメールでは多少言い方も違ってきます。
日本語でもそうですが、メールのほうが若干硬い表現が多いようです。
ビジネスで使うメールは日常会話とはだいぶ雰囲気が変わります。
特に意見の交換や事業の提案などは勘違いのない受け答えで進めたいですね。
− Pointを使った表現
文章全体がやや硬く聞こえます。
ビジネス会話で使ったりメールでも目にすることがあると思います。
どんな シチュエーションでも相手の言っている意味や、話の中心となること(ポイント)を「了解しました」と伝えることは重要です。
話の全体ではなくてもわかったポイントごとに返事をすれば、込み入った話も整理できるというものです。
会話や、問題が複雑な時にはPointを使った表現でひとつずつクリアーするとうまく行きますよ。
I see the point あなたの言っていることを理解します
I get the point あなたの言っていることを理解します
I take your point あなたの言っていることを理解します
*See 、Take、 Getはここではどれも似た意味で使われます。
「話の趣旨を 理解したよ」「その点はわかりました」
− Getを使った表現
Seeとそれほど変わらなく使えます。
Getのほうが「あー、そうか!」とういう感じが出せます。
「やっとわかった」「そういう意味ね」などという時にはぜひGet / Gotを使って自分の気持ちを表現しましょう。
Seeも同じように「そうですか」「わかりました」の意味で使います 。
I am starting to get the hang of how this machine works.
私はこのマシンがどのように機能するかを把握し始めています。
I think I got the idea. Thank you for showing me.
飲み込めたと思うわ。 見せてくれてありがとう。
I get the picture. I will start looking for somewhere to work.
話が見えたよ。 働く場所を探し始めるよ。
*viewここには登場しませんが 意見、見解、認識を意味するときにしばしばviewが使われます。
知っておくと重宝します。
− What を使った表現
関係代名詞のWhatを使って自分の状況と相手の状況を結びつけます。
このWhatは相手に何が「わかった」のか、どんなことを「了解した」のかを正しく伝えるありがたい助っ人です。
I see what you mean
あなたの言っている意味がわかりました
I see what you say
あなたの言うことがわかります
Knowを使った表現
あなたが言っていることがわかっています
I know what you mean
あなたが言うことがわかります
*I knowには「そうだよね」の意味があります。
それと同時に「わかってるよ」というややうんざりした感情を出すときにも使う表現なので雰囲気や会話の流れを読んで使いましょう。
またYou knowで始まる会話には「知っているでしょ」「わかってるよね」の意味があります。
【使える単語一覧 了解】
guarantee 保証、約束する
just so まったくその通り
assuredly 確実に
naturally 当然
positively もちろん、その通り
precisely 正確に、まさにそれ
sure thing もちろん、オッケー
surely きっと、いいとも
indubitably 間違いなく
positive 確信した、自信がある、明確な
affirmative 肯定的
agreed 同意した、同意
aye 賛成
very well いいね、承知した
understand わかる、理解する
accept 受け入れる、承諾する
discern わかる、見分ける
follow 従う、ついて行く
grasp 解釈する、把握する
interpret 理解する
master 習得する
perceive 了解する、理解する
realize 了解する、はっきり理解する
recognize 認める、承認する
tolerate 大目に見る、黙認する
apprehend 把握する、理解する
catch つかむ
penetrate 理解する、見通す
savvy 知る、わかる
seize 了解する、飲み込む
sympathize 共感する、賛成する
good 良い
true 間違いない、正確な
Amenアーメン
*敬虔なクリスチャンの多い英語圏では「了解」「賛成」「その通り」をアーメンで表現することが少なくありません。
はじめはビックリしますが宗教や習慣を押し付けられているわけではないので、「賛成してくれたんだな」と受け流してください。
またクリスチャン同士だと「アーメン?(賛成?)」「アーメン!(その通り!)」など言い合います。
【まとめ】
上司や先生、友達、家族から「了解しました!」とメールをもらったり、言われたりするとホッとします。
自分の意見やお願いが受け入れてもらえたという良い返事だからです。
そして時には 「次のステップへ行くことができますよ」というGOサインになりますね。
その返事であるGOサインが大賛成の雰囲気を出しているときと、ただの付き合いで言ったときでは今後の会話や計画の行く先がまったく別のものになります。
言葉選びって案外重要なのですね。
ここにあげた例はほんの一部でしかありません。
今後「まさに、これが英語で言いたかったんだ」という表現に出会うまで試行錯誤の連続になるかもしれません。
でもそれはとても興味深く楽しい時間になりますよ、ご心配なく!